1930年代はMartin社の中でもスペックが移り変わている過渡期ですが、

こちらはまさにそんな時代を感じさせる一本です。

当時としては珍しいテナーサイズで、ヘッドトップにデカールが貼られヘッド裏の刻印は無いバージョン。

そしてフレットはまだバーフレットが打ってあります。

このことから考えると1933年前後の個体なのではないでしょうか。

鼈甲柄バインディングがトップ・バックに巻かれ、

ペグも当時のオリジナルフリクションタイプです。

カラカラに乾いたマホガニーボディとハカランダの指板からは、

100年の歴史を感じさせるヴィンテージマホサウンドが楽しめます。

またこれだけの年数が経っていながらもバックに1か所割れの修理歴がある以外は、

非常に良いコンディションです。

これほど極上のヴィンテージを見る機会もどんどん減ってきていると思いますので、

ヴィンテージ好きの方にはぜひともオススメしたい一本です！

汎用ギグケース付

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